失った歯を補う補綴治療3種類の紹介|倉敷市八王寺町の歯医者|山脇歯科・矯正歯科

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失った歯を補う補綴治療3種類の紹介


虫歯や歯周病など何かしらの原因で残念ながら歯を失ってしまうことがあります。


失った歯を補う補綴治療として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」という3種類の選択肢が考えられます。


それぞれの治療方法によって特徴があるため、メリット・デメリットもふまえて今回は3種類の治療方法について紹介していきたいと思います。


どの治療方法がご自身に合っているか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


■失った歯を補う補綴治療3種類


失った歯を補う補綴治療「インプラント・ブリッジ・入れ歯」についてそれぞれの特徴とメリット・デメリットについてまとめました。


失った歯の治療方法の選択の際に是非参考にしてくださいね。


◎インプラントのメリット・デメリット

インプラントは失った歯の部分に手術にてチタン製の人工歯根を埋入し人工歯を装着します。


失った本数や部位に関係なく埋入することが可能です。


メリット

・天然の歯と同等に噛むことが可能(90%)

・見た目が自然で審美的

・固定式で取り外す必要がない

・周りの歯に負担がかからない

・周りの歯を削ることがない

・金属アレルギーの心配がほとんどない

・寿命は10年以上

デメリット

・手術が必要

・治療完了までの期間が3ヶ月~1年かかる

・保険適応外のため高額

・全身疾患によっては手術できない可能性がある

・メンテナンスが必要


インプラントは機能面と審美性を兼ね備えた治療法といえます。


ただし埋入する箇所の骨や幅が少ないなどの問題があれば人口の骨を入れて増やす手術をすることもあります。


したがってインプラントを埋入する前には精密検査が必要です。


◎ブリッジのメリット・デメリット

失った歯の両側を削り土台にして橋(ブリッジ)のようにして失った歯を補う治療法のことをいいます。


失った歯の周りに歯が無ければ治療することができません。


メリット

・天然歯と同等に噛むことが可能(60%)

・固定式で取り外す必要がない

・保険が適用される

・短期間で治療が完了する(2、3ヶ月)

デメリット

・健康な両側の歯を削らないといけない

・土台になっている歯に負担がかかる

・7、8年で再治療の必要がある

・保険適応だと装置が目立つ可能性がある

・審美性を重視すると保険適応外のため高額

・失った歯の本数によっては対応できないケースもある


保険適応のブリッジだと前歯であれば白いプラスチックが使用され見た目は問題ありませんが、材料がプラスチックのため経年劣化が起き次第に見た目が悪くなります。

また奥歯は金属が使用されることが多いため笑った時に目立つことがあるでしょう。


◎入れ歯のメリット・デメリット

失った歯の代わりに取り外し可能な人工歯を作り隣の歯にクラスプと呼ばれる金属のバネをひっかけます。


メリット

・取り外しが簡単

・治療が比較的短く簡単

・保険が適応される

・全身疾患があっても治療可能

・失った歯が多数でも対応できる

デメリット

・外れやすく違和感がある

・金属のバネが目立つ

・バネがかかる歯に負担がかかる

・発音や咀嚼がしづらい

・毎日お手入れが必要

・定期的に作り替えや調整が必要

・保険適応外だと高額


入れ歯は失った歯の本数に関係なく補える補綴治療だといえます。


金属のバネが目立つのが嫌でさらに審美性や機能性を重視すると保険が適応されず高額になってしまいます。


【ブリッジと入れ歯にはないインプラントの優れた点】


失った歯を補う補綴治療を考えたとき、審美面や機能面を踏まえると断然インプラントをおすすめします。


なぜならば、ブリッジも入れ歯も審美面や機能面を考えると保険が適応されないことが多く高額になり、さらに周囲の歯に負担がかかってしまうからです。


もともとインプラントは保険が適応されず、周りの歯に負担をかけることがありませんから、審美面や機能面を考えるとほかの治療と比べ金額もほぼ同じかインプラントが少し高くなるぐらいの差しかありません。


メンテナンスに気を付ける以外は天然の歯と同じような不自由のない生活を送っていただくことが可能でしょう。


インプラントには他の補綴治療にはない外科手術をしなければなりません。

インプラントの治療に不安がある方は、遠慮なくご相談くださいね。


山脇歯科・矯正歯科
歯科医師
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